2019夏休み・鳥海山編【4】お泊りは、山頂御室小屋、、、影鳥海、出現なるか?

鳥海山(新山)の登頂を果たした我が家。
予定通り、そのまま山頂御室小屋に泊まります。
健脚者なら下山してしまう所でしょうけれど、、
泊まる事によって、山頂ならではのオタノシミを満喫する所存です。
それにしても、、、
よくぞ、こんな険しい所に小屋を作りましたね。。
外輪山から御室小屋を眺めると、、、
まさに岩場のハジッコにヘバリついてますよ。

koya.jpg

山頂御室小屋は鳥海山大物忌神社が運営する宿泊施設で、
オフィシャルなネーミングでは「御室参籠所」となります。
宿泊定員は、公式サイトでは150人とありますが、、
予約を受けるのは130人の模様です。
素泊まり4000円。メシ付きだと、1食あたり1500円が加算されます。
大部屋は、こんな感じ。毛布は2枚ずつぐらい用意されています。
一人当たりの幅は、、、富士山よりはユッタリですね。

NEC_1684.JPG

一人当たり1000円の追加で、先着順で個室を借りる事が出来ます。
「個室」といっても完全なソレではなく、、
3人用に区切られた2段カイコ棚のような空間で、仕切りはカーテンです。
それでも、大部屋に比べたらプライバシーは大いに守られましょう。
一人当たりの幅は、大部屋と変わりません。
もちろん1人とか2人で使えば、その分だけ広くなりますが。

NEC_1683.JPG

敷地内に「鳥海山頂美術館」なる建物がありました。
こんな所に美術館?
果たして、何が展示されているのでしょうか。

NEC_1687.JPG

展示内容は、ほぼ写真だけです。
鳥海山の四季折々の姿を見る事が出来ます。
この建物は宿泊棟も兼ねていまして、、、
壁の扉を開けると、ズラッと「個室」が並んでいます。

NEC_1688.JPG

千蛇谷の雪渓を走っていたお犬様も、美術館の写真を見学中。
岩場を飛び跳ねていたカモシカ犬ですが、、、
さすがに新山には登れないでしょうね。。
お犬様’sは、この後下山するとの事でした。
ペットの宿泊は出来ませんから仕方ありません。。
またどこかでお会いしましょうね。

NEC_1689-1.jpg

マナムスメが、記念にTシャツを買いました。
胸にワンポイントで「鳥海山 2236M」とだけ入っている、
なかなかシンプルなヤツです。
3輪ほど描かれているのは「チョウカイフスマ」という花。
山形県を代表する花のひとつなのだそうです。

P1360030.JPG

コレが実物。
スタッフ宿泊棟の入り口付近に群生していました。
小さいですが、キリリとした花が印象的ですね。
鳥海山に特産する高山植物なんですって。
高い所だけが大好きらしく、、
標高1800mの七五三掛あたりまで下ると、
もう、その姿はありません。
なお、月山にも移植されて生育しているとの事でした。

P1360029.JPG

鳥海山Tシャツを着て、ポーズを決めるマナムスメ。
あまりにも地味な色&デザインなものですから、
なんだか、県立鳥海山中学(仮称)の体育着みたいですね。。

P1360098.JPG

いよいよ、オタノシミの晩ゴハンの時間。
食堂が狭いので、入れ替え制になります。
小屋に早く着いた順(チェックイン順)でチーム分けされるのですが、
各チームのスタート時間の間隔は30分しかありません。
なので、けっこうテキパキ食べなければタイムアウトとなります。
(続きを外で食べてる人を目撃しました)

NEC_1714.JPG

メインディッシュはサバの味噌煮。
ワタクシの大好物です。とってもウマいです。
塩分補給にも良いですね。
シュチュエーションも手伝ってか、ホントにウマいんですよぉ。
ううむ。。サバは鳥海山に限ります。

【重大な注意事項】
食べる時間を長引かせない為の作戦で、
食事時間になると、ビールや酒の販売が中止されます。
でも、それらをタシナみながらゴハンを食べたいですよね。
なので、あらかじめ買っておくのが宜しいようで。
その代わり、、「呑んでもテキパキ」を忘れずに。

NEC_1717.JPG

晩メシの後は、サンセットでも眺めましょう。
この季節の場合、天気次第では日本海に沈む夕日が拝めます。
果たして、この日は、、、
海は、全体的に平らな雲、、霞のようなモノに覆われていまして、
お日様は、一見、海に見えるソレに沈んでいきました。
「やったぁ! 海に沈んだ!」などと解釈している御仁もいましたが、
わざわざ口を挟んで訂正するのもナニですよね。。

NEC_1723.JPG

毒々しく染まる夕空。。
大陸に逝った台風崩れの影響なのでしょうかね。
キミのおかげでフェーン現象が生じ、
それで晴天が続いている事には感謝します。
海沿いの鳥海山は雲に覆われやすいそうで、、
ここまでキレイに晴れ上がるのは珍しいそうですから。

NEC_1726.JPG

夕日の後は、、、満点の星空!
見てください、この光景を!
これはウソです。ごめんなさい。
鳥海山頂美術館に展示されていた写真です。
我がガラケーカメラでは、こんなの撮れませんですって。
実際は、、、
ここまではムリですが、、
人工衛星、流れ星、アンドロメダ星雲、、
そのあたりは確認できました。

NEC_1711.JPG

一夜明け、、、日の出の時間帯のオタノシミタイムとなりました。
この小屋からは、外輪山に遮られて、ご来光は拝めません。
もちろん、外輪山まで移動すれば別ですよ。
また、ご来光を拝む為に新山に登るのは考え物です。
なにしろ5人で満杯な山頂なものですから、、、、
6番目の人は、登った目的を果たせない事になりましょう。
それでは、何がオタノシミなのかと言いますと、、、、、
ズバリ、「影鳥海」です。

NEC_1732.JPG

これは、鳥海山頂美術館に飾られていた「影鳥海」の写真です。
海面上に漂う水蒸気に、鳥海山の影が映る現象なんです。
「ブロッケンの妖怪」の巨大バージョンみたいなものでしょうかね。
フクザツな気象状況が揃った場合にしか見られないとの事ですが、
海の上にデーンと現れる、もう一つの鳥海山、、、
なんだか幻想的ぢゃないですか。

NEC_1735.JPG

で、、この日は、、、、
キレイに晴れ過ぎてしまい、鳥海山の影が映るべきスクリーンがありません。
朝から待ち構えた皆様、、、お疲れ様でした。
トホホホホ。。。
ところが、、、

NEC_1740.JPG

よぉぉぉぉく見ると、、、
鳥海山の影が、海に写っているぢゃないですか!
こんな感じです。
本来の「影鳥海」とは別物ではあるものの、、
「なんちゃって影鳥海・2次元仕様」といったところでしょうか。

NEC_1740-1.jpg

そして朝ゴハン。
生玉子が出てくるとは想定外でした。
なお、朝ご飯も入れ替え制です。
夜ゴハンの時と同じチーム分けになりますので、
早めに朝飯を食べたい場合は、前日に早くチェックインして、
早番のチームをゲットするしかありません。
なお、早番チームの朝ゴハンの開始時刻は5:40でした。

NEC_1743.JPG

メシが終われば出発!
かつて「氷河ではないか」と話題になった、頂上直下の雪渓の横を通りすぎると、
待ち構えているのは外輪山の絶壁。
ソレをよじ登り、七高山2229mを目指します。
七高山は外輪山の最高峰でして、、、
溶岩ドームの新山が誕生するまでは、鳥海山全体のテッペンだったのでしょうか。
もっとも、「新山」と言っても、1801年生まれ。
徳川幕府では、11代家斉将軍の時代です。
なお、、、日本で氷河認定された雪渓は6か所。
全て北アルプスに集中していまして、
残念ながら、我らが鳥海山の雪渓は含まれません。。

御前沢氷河( 立山)、内蔵助氷河( 真砂岳)、三ノ窓氷河( 剱岳)、
小窓氷河(剱岳)、池ノ谷氷河( 剱岳)、カクネ里氷河( 鹿島槍ヶ岳)
以上がソレだそうです。

NEC_1746.JPG

鳥海山大物忌神社 公式サイト:

鳥海山頂美術館:


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    こんにちは!
    いや~あっ、満点の星はダメだったようですが、珍しい疑似影鳥海が見られるとは、やはり、只者の家族じゃないですね
    2019年09月08日 09:40
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    ホンモノの影鳥海、、、見たかったです。。
    でも、晴天だからこそソレを見れなかったと思えば、
    逆に感謝するしかないです。
    2019年09月08日 12:44