晩秋の安達太良山【4】山頂から、くろがね小屋へ。ヒルメシはラーメン&おにぎり(福島県二本松市)

東北の名峰・安達太良山の登頂を果たした我が家。
半分はロープウェイ頼みだったのはヒミツです。。
乳首山(おっぱい山)と呼ばれる溶岩ドームからは、
北に連なる安達太良連峰の山々と、
その向こうには吾妻連邦の姿も見えました。
何はともあれ、晴天に感謝です。

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溶岩ドームの登り降りは一方通行で、すれ違い渋滞はありません。
ハシゴ場はありますが、気を付ければダイジョーブ。
とっとと降りて、くろがね小屋でメシにする所存です。
【山頂出発 10:32】

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おっぱい部分を降りたら、
鉄山(くろがねやま)方面への稜線を歩くルートを選びました。
直接、小屋に向かうルートもありましたが、
せっかくの眺望を楽まなきゃ損ですよね。
キモチの良いルートではありますが、
霧に覆われると、非常にコースが判り辛くなるそうです。
この日は素晴らしい晴天ではあるものの、、
西側から上がってくる風が強く、なかなか寒いです。。

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登山犬を発見!
リードで繋がれ、けなげにご主人様の後を追っていますよ。
しかし、鳥海山で見かけた犬ほどにはタクマシくなく、、
尾根の痩せた部分ではダッコされていました。。
これからこれから。頑張りたまい。

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裏磐梯方面の展望も良いですね。
磐梯山に秋元湖、その向こうは小野川湖でしょうか。
手前の白いヘコミは沼ノ平。
1900年の大爆発で出来た火口だそうです。

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これが、沼ノ平の全景。
1997年にはココから火山性のガスが発生し、
登山者が亡くなる事故も発生しています。
オソロシや。
くわばらくわばら。。

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牛の背の分岐点に着きました。
山頂からココまでの稜線が牛の背、、
ココから鉄山方面への稜線は、馬の背と呼ぶんですって。
この分岐から鉄山までは往復1時間のルートですが、、
我が家はココで降りる事にしました。
なにしろ、風が強くて、、そして寒くて。。
【牛の背分岐 10:59。安達太良山頂より0:27】

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右が、くろがね小屋方面に降りる道。
その向こうは、矢筈森(1673m)への登り。鉄山に連なるピークです。
この道に入った途端、ピタっと風が止みました。
実は我が家がココに来る1週間前、、、
この牛の背で遭難事故が発生しているんです。
箕輪山方面から縦走してきた老夫婦が、予約していたくろがね小屋に
「たどり着けなくなったので、キャンセルする」
といった内容の電話を入れた後、、、
翌朝、牛の背付近で遺体となって発見されたのだそうです。
死因は低体温症。当日は雨が降っていたんですって。
ムリしてでも、くろがね小屋を目指したほうが良かったのではないかと思いますが、
すでに歩けない状態だったのでしょうか。
救助要請は無かったとの事です。

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と言う訳で、我が家はとっとと下山を決めた訳ですね。
引き返すのも勇気です。キッパリ。
ウソです。。ヘタレただけです。。
峰ノ辻まで降りてきました。
ココは、くろがね小屋に寄るか寄らないかの分岐です。
道標は、フシギなモニュメントになっていました。
【峰ノ辻 11:11。牛の背より0:12】

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くろがね小屋への下りは、見晴らしの良いルートでした。
それだけに、この道を降りなかった老夫婦の事が無念に思えます。
ただし、樹林帯を抜けたコースですから、
霧が出るとルートが判り辛くなるかもしれません。

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くろがね小屋が見えてきました。
温泉付きの、アリガタい山小屋です。
ひとっ風呂浴びてく?
いやいや、まだ下山が続きますから、、
風呂に入っても、すぐに汗をかいてしまいそうで。。
なお、日帰り入浴は可能です。500円です。

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くろがね小屋に到着!
水は豊富ながら、電気は来ていません。
イマドキは、どの小屋でもソーラーパネルがオナジミですね。
雪が積もらない工夫なのか、かなり垂直に近い設置です。
【くろがね小屋 11:46。峰ノ辻より0:35】
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源泉の温度は66.7℃。本格的な温泉です。
江戸時代には湯日温泉と呼ばれ、この谷間に温泉街もあったんですって。
今でも、このお湯は山麓の岳温泉に引かれているのだとか。
立ち入り禁止の看板が物々しいのは、火山ガスの影響ですね。
ガスによる死亡事故が発生して以来、、、
小屋から鉄山への直登ルートは通行止めになっているそうです。

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いよいよヒルメシです。
メニューは、持参したフリーズドライの携帯おにぎりと、、
小屋で買ったカップヌードルです。

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このおにぎり、、お湯、または水を入れると、
握らなくてもオニギリが出来るとのフレコミです。
お湯は15分、水の場合は60分との事で、
実質、お湯で作らなきゃダメですね。
お湯は、ポットに入れた状態で持参しました。

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フクロにお湯を注ぎ、モミモミしたら、、、あとは待つだけ。
すると、、あぁらフシギでおにぎりの完成です。
実際には、ニギリが甘い仕上がりで、気を抜くとすぐに崩れてしまいます。
まあ、おにぎり風ゴハンといったほうが良いでしょうか。
おこわが、比較的うまく出来ました。
製造元は尾西食品。
賞味期限は5年ですので、自宅の非常食としても使えそうですね。

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カップルードルは、フツーのソレです。
暖を取るなら、やっぱりコレですよ。
最初は「いらない」と言ったクセに、
やっぱり食べたくなって、ヒトの分をタカるマナムスメ。。
想定どおりです。
まだまだ下山は続きますから、
キッチリとエネルギーを補給しておくのだよ。

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【我が家のコースタイム】
安達太良山山頂→(0:27)→牛の背分岐→(0:12)→峰ノ辻→(0:35)→くろがね小屋

くろがね小屋 公式サイト:
https://www.tif.ne.jp/kuroganegoya/



【その5】下山路は、馬車道・旧道・あだたら渓谷自然遊歩道

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この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    今晩は!
    亡くなられた老夫婦にご冥福をお祈りいたします。
    明日は我が身。これから寒くなると低体温症には気を付けないといけないようですね。風が強い時は、無理をせずに下山をするべきでしょう。
    2019年11月22日 23:20
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    ホントに、気を許したら明日は我が身ですよね。。。
    晴れた日に見ると、遭難などあり得ない場所でした。
    特に、技量も体力もない我が家は、
    ココロに刻んで行動する事にします。。
    2019年11月23日 06:51