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zoom RSS ブラボー三宅島【5】溶岩流と火山泥流

<<   作成日時 : 2014/08/16 11:04   >>

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溶岩流、泥流、土石流、火砕流、、、、
武術や芸術などの流派ではありません。
もちろん、火山の噴火に伴う現象です。
せっかく三宅島に上陸したのですから、、、、
もうちょっとの間、火山系のネタにオツキアイくださいな。
今回は、それら「流」のオハナシです。
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↑は、阿古小中学校(当時)を襲った溶岩流の跡です。
1983年の噴火の際に、流出してきたソレですね。
溶岩流はジワジワと小中学校にまで至り、、、
ううむ、、3階建ての校舎の2階部分ギリギリまで埋め尽くしてしまってますねぇ。(↓の写真)
左側に映っているのは、後に溶岩の上に設けられた「火山体験遊歩道」です。
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教室内に流れ込む溶岩。。。(↓の写真)
さすがに授業中では無かったそうですが、、、
そうだったと想像すると激しくオソロシいですねぇ。
まさに恐怖映画のノリですよ。
オソロシいわ熱いわ。。。ぶるぶる。
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体育館らしき建物も直撃されていました。(↓の写真)
コチラは、屋根が失われてしまっています。
溶岩の熱で燃えたのでしょうか、、、火山ガスの影響で朽ち果てたのでしょうか、、、
いずれにしても、見るも無残な状態ですって。。
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体育館?(左側)と校舎(右側)のスキマから流れ出ようとする溶岩流。(↓の写真)
なるほど、これらがダムとなって更に進もうとする溶岩流を堰き止めた訳ですね。
溶岩流は力尽きたのか(冷えてしまったのか)、、、、
このあたりで前進を止めた模様です。
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校舎の裏側(溶岩流の下流側)から見ると、こんな感じです。(↓の写真)
まさにダムに堰き止められた状態で、コチラ側には溶岩の姿はありません。
まるで古ぼけたフツーの廃墟に見えてしまいます。
もちろん、、その裏側から覗き見える黒々とした邪悪な物体が無ければのハナシですねどね。
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堰き止められた上流側は、こんな感じです。(↓の写真)
ココは校庭があった場所だそうで、キッチリと溶岩に埋め尽くされていました。
溶岩流は2階のテッペンに迫る高さですから、どれほどの量が積もっているのやら。。
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近くには、このような廃墟もありました。(↓の写真)
これには何ら説明が見当たらず、、、、
溶岩にヤラレた建物なのかどうかは判りません。。。
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これは阿古地区・鉄砲場というところにある溶岩の崖。
よぉぉく見てください。クルマが埋没しているんです。(↓の写真)
長男坊の指先から真上に視線を伸ばせば、車輪のような丸い物体、、、
マナムスメの指先の延長線上には何やらサビサビの部品。。。
聞かなければクルマとは判り辛いながら、とにかくクルマなんですって。
なんでもココは、クルマの修理工場があったそうで、、、
溶岩に飲みこまれたのは、ソコに停められていたクルマ。
すでに島民の避難は完了していて犠牲者は出なかったものの、、、
最後の避難バスがココのあたりを通ったのは、わずか10分あまり前だったそうですよ。
これはヒヤヒヤものですね。
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さて。イッキに場所が変わりまして、、、、
ココは島の北東部、釜の尻地区にある椎取神社。(↓の写真)
雄山をバックにコジンマリとした本殿、、、真っ赤な鳥居、、、
なかなか牧歌的で微笑ましい光景ですが、、、、
この本殿と鳥居は、近年になって建て替えられたモノなのです。
かつてのソレは、果たしてどうなったのかと言いますと、、、、
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で、でたぁ!!!
鳥居のテッペンを残し、完全に埋もれてしまっています。(↓の写真)
これは溶岩流のシワザではありません。泥流のソレです。
山全体に降り積もった火山灰などが、雨がふるたびに泥流となって流れてきた結果です。
いわゆる火山泥流と言うヤツですね。
コチラは2000年の噴火の際にヤラレてしまったのだとか。
すぐ近くに案内板があり、、、、
この鳥居が徐々に埋まっていく写真が映し出されていました。
溶岩もオソロしいですが、これもなかなかです。
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さらに、、、、
かつてはウッソウとした木立に囲まれていた神社だったのに、、、
火山ガスの影響で、それらは見事な立ち枯れ状態。。。(↓の写真)
まさに、あの手この手で痛めつけられた感のある神社ですね。
でも、、ニンゲンの力ではどうにもなりません。
新しく作り直すのが精一杯でしょう。
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なお、この神社の本堂の裏手にある小道を進むと、、、、
溶岩の洞窟の中に、奥の院がありました。(↓の写真)
それなりに見応えがありますので、コチラの神社にお立ち寄りの際は、、、
埋もれた鳥居だけでなく、ぜひとも奥の院もご参拝くださいな。
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椎取神社付近から、山道をクネクネと登ると火の山峠に着きました。(↓の写真)
地形的には峠と言う感じではありません。標高は157m。
かなり展望は良く、ひょうたん山や三七山などがバッチリと見下ろせます。
ココに至る道が細くて険しい為か、、、、、
観光ガイド本などにはあまり大々的に紹介されていないのが勿体ないですよ。
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もちろん、雄山の山容もドアップで眺める事が出来ます。(↓の写真)
すぐ脇には地獄谷と呼ばれる大きな沢がありまして、、、、
これがまた、迫力満点な深い深ぁいゴツゴツの谷なのです。
軟弱な火山性の地面なので、雨水などに激し削られてしまったのでしょうね。
椎取神社を埋めた泥流も、たぶんソコを流れ下ったのだと思われます。
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峠からさらに林道を登り、、山腹を一周する鉢巻林道まで出てみました。
その鉢巻林道で、地獄谷を横切ってみるツモリです。
その交差ポイントから、下流側を眺めるとこんな感じです。(↓の写真)
このあたりの標高は200mあまりながら、火山ガスの通り道にもなっている為に木々は無く、、、
まさに地獄チックな雰囲気だと言えましょう。
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上流側は、溶岩がデコボコした沢。(↓の写真)
雄山登山が禁止されている今、、、、
その代替えとして、ココで沢登りを楽しむ登山客も少なくないそうです。
沢登としては見た目ほどに急な登りではなく、、、
案外と簡単&快適なルートとの事です。
ソレのマネゴトをする二人たち。。。
いざとなってもオトォチャンは助けに行きませんですぞよ。
だって、、、
雨でも降ろうものなら、タイヘンな事になりそうですから。
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このあたりで、火山編は打ち止め。。
次回は、海のオタノシミをご紹介いたします。

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