今ではアチコチで食べる事が出来る、竹岡式ラーメン。
言うまでも無く、その発祥の地は千葉県富津市の竹岡。
「梅乃屋」もしくは「鈴屋」が元祖だと言われます。
我が家が訪れたのは、2009年の夏。
勝浦での海水浴の帰り道に立ち寄ったのでした。
当時は、長男坊が小2、マナムスメは2歳。
宿が取れず、、泊まりはキャンプ場でした。
内浦山県民の森なる、山の中のキャンプ場なので、
とても海水浴に来たとは思えない、違和感アリアリな一夜だったんです。
常設テントを借りたのですが、、、
今ではマボロシに近い、三角テントなんですよ。
ずいぶん大きなヤツを宛がわれましたので、、
真夏と言えども暑苦しい事は無く、、、
二人たちも、広々と遊ぶ事が出来ました。
で、翌実の昼前に、梅乃屋に向かうと、、、
すでに20人超が並ぶ大行列。。。
なんのなんの。せっかく来たからには待ちましたですとも。
炎天下の待ちはキツかったですが、、
ほどなく、2階の座敷に通されました。
その部屋に居たのは、ファミリー客ばかり。
これは、子連れ客への優しい配慮なのでしょう。アリガタい事です。
いや、そうではなく、、、、
ウザイ客を、健全な一般客から隔離したのかもしれません。。
登場した竹岡式のチャーシューメン。
これだけの肉盛りで、当時750円ですからリッパなものですよ。
ドス黒いスープは、、、、
チャーシューの煮汁を麺の茹で湯で割っただけのもの。
これが竹岡式の特徴でして、、出汁は取っていません。
麺は乾麺を使うのも、大きな特徴の一つですね。
出汁なし、乾麺というスタイルは、、、
この地域のラーメン店で働く漁師のオカミさん達が、
誰でもマチガイなく均一に仕上げられるようにとの工夫なのだそうです。
決してウマさを追求した結果ではありません。
それが、この地に根差した竹岡式ラーメンのスタイルなので、
「手抜きだ!」「麺がウマくない!」などと言うのはオカド違い。
ケチをつけたところで、このスタイルは変わらないでしょう。
どうしてもウマさを追求するのであれば、、、
むしろ、竹岡式のインスパイア店をお勧めします。
マナムスメは、一人分を食べきれる訳がありません。
なので、大盛りにしたトォチャンの分からの取り分けになります。
さすが、子連れ監禁部屋(?)の事だけありまして、
素早く、取り分け容器やらフォークやらを貸与してくれました。
すでにラーメンは経験済みのマナムスメ。
上手にチュルチュルとススり、、、、
難なく、竹岡式ラーメンのデビューを飾ったのでした。
竹岡式ラーメン、勝浦タンタンメン、アリランラーメン、、、
これらが、千葉県の3大ご当地ラーメンだと言われています。
勝浦タンタンメンは勝浦の相良屋で食べましたから、
残るはアリランラーメンだけです。
なかなか立ち寄りにくいシュチュエーションではありますが、
ぜひぜひ食べてみたいものです。
梅乃屋 店舗情報:
【このブログに登場する竹岡式ラーメン過去記事】
海の家の竹岡式ラーメン(保田中央海水浴場・千葉県鋸南町)
野郎ラーメンで竹岡式? (秋葉原店・千代田区外神田)
湾岸中華「味八宝」で竹岡式ラーメン(江東区辰巳)
ラーメン ワンちゃん、、、木更津で食べる竹岡式ラーメン(千葉県木更津市)
ラーメン竹岡屋、、、、木更津で食べる竹岡式ラーメン(千葉県木更津市)
この記事へのコメント
shadom
ぴゃぁぁぁ^^))見るからに美味しそうだぁ^^))
竹岡式のチャーシューメン,、寒い季節だからこそ食べたいですね^^))
味噌系?あるともっと良いかもです^^))
食べに行きたいですね?
おぎひま家は、幸せです^^)) 美味しいお店ご存知なので^^))
おぎひまミシュラン本みたいなの出版したら、買っちゃうかもです^^))
おぎひま
竹岡式はチャーシューの煮汁がスープなので、
味噌はありません。
でも、ご安心ください。
インスパイア系には、有るところもあります。
ワタクシも味噌の登場を大いに期待するのですけどね。
山ちゃん
いや~あっ、どす黒いスープは関東の麺類でよく目にしますね。
でも、これだけどっさりチャシューとスープが入っておれば、運んで来るのにこぼれそうに思いますが?
ゴリライモ
竹岡式、千葉に住まう者として存在は知っていましたが未食であります。
文章を読ませていただいて「このスタイルに至った理由」も含めて食べるもの、と感じました。
それにしても、肉の盛り方が豪快ですねぇ。。。
おぎひま
なにしろチャーシューの煮汁ですから、
フツーのスープ以上に黒いんです。
そういうモノだと思って食べれば、
なかなかオツですよ。
おぎひま
勝浦タンタンメンも、「このスタイルに至った理由」が
ドラマチックですね。
ぜひ、アリランを含めて3つをお試しくださいな。
ワタクシも、アリランは未食ですが。。